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執筆者の写真オオイシアオイ

2021年6月20日

早速一日飛ばしてしまった。まあ毎日続けようなんてハナから考えていなかったが、最初の2、3日くらいはさ、はりきれよ、自分。


昨日の分を今日書くという小学生の絵日記の宿題みたいなダサいことはしたくないが、一応書いとくと、昨日は「Mr.ノーバディ」という、私の大好きな俳優ボブ・オデンカークが出る映画を観に行こうとした…が、結局睡魔に負けて行かなかった。一日中寝てた。わあ、二重にダサい。でもま、そんなもんですわ人間。


気を取り直して今日は、14時頃にぼちぼち起きて、友達とzoomをつなぎ、二人で展示用の本のPOPの文を考えた。(あ、来週から伊都の中央図書館でジェンダー展をやるんです。)


POP、これがまた難しい。ヴィレヴァンみたいなイケPOPを作るぜ!なんて思っていたが甘かった。分厚い本の内容のエッセンスを2、3行で説明し、かつ本の魅力が伝わり、通りすがりの人の興味を引くようなキャッチーなコピー…。いや、無理、無理、ヴィレヴァンの店員さんすごいわ。


なんとかかんとか書いてはみたけど、なんだか真面目な感じになってしまった。こういうとこあるんだよな自分。嫌だな。もっと面白い、型破りな人間でありたかった。でもま、人間そんなもん。


夕方からは受付バイトに行った。えらい!賃金労働してえらい!!しかし今日はいつもの労働とは違った。推定2〜3歳ほどの幼児を連れたお客様が来てらしたのだ。あうー、だー、などと叫び、店内店外、縦横無尽に駆け回る、その所業はまさに暴君!!お客様と社員さんは夢のマイホームについて話し合いをしていたのだが(不動産系のサービス会社なのです)、なかなか集中できない。そこで私は、迷った末ついに言ってしまった。


「私、見てましょうか…?」


ということで、私は小さき暴君の家来となり、あちこち引きずり回された。と言っても本当に家来よろしく暴君の後をついて回り、見ているだけだったのだけど。


いやしかし幼児の無秩序さといったら!ルールも道理も因果もなんにもない。あるのはカオス、ただそれのみ。この不条理の塊のような存在を前にすると、これまで自分が受けてきた教育や、道徳や、世の中の道理といったことが、全て無意味に思えてくる。


約一時間ほど暴君にお仕えしていたのだが、そのほとんどをエレベーター前で過ごした。エレベーターのボタン押す、ボタン光る、エレベーター来る、ボタンの光消える、またボタン押す、これを一時間ずっと繰り返すのだ。飽きないのだ、もう、全然、飽きないのだ。なぜ…?と考えてしまうが、おそらく理由などないのだ。あったとしても取ってつけただけだ。だって不条理の塊、歩くナンセンスなのだから。


バイトの業務の一つに「日報作成」があり、その日の業務内容を日報に記録しておくのだが、暴君のことは何て書こう、「子守り」もなんだかな、と迷った末、「お子様のお相手」と書いた。気持ち的には「暴君にご奉仕」の方が近かったが。


今回も長々と書いてしまった。それでは今日はこれにて。

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