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執筆者の写真オオイシアオイ

2021年8月27日

昨日、コロナのワクチンの2回目を打ってきた。大学の職域接種のやつ。モデルナ。打つ直前に「異物混入」のニュースが入ってきてびびった。タイミングよ。


1回目の接種は少し打たれたところが痛かったくらいでなんともなかった。が、私の知り合いや身内でかなりの人が2回目接種時に発熱したり気分が悪くなったりしたらしいと聞いていたので、どうなることかとヒヤヒヤしていた。


接種会場で、同じ研究室の同期にばったり会った。この同期には1回目の時も遭遇していた。大学の接種とはいえ、同じ日の同じ時間に、同じ研究室の同期と出くわすって地味にすごない?


接種自体は1回目同様、すぐ終わった。1回目も2回目も、打つ人が上手くてよかった。こればっかりは運だからね。


帰りにポカリを買おうと寄ったドラッグストアで、もう卒業された先輩に久しぶりに会った。今日はよく知り合いに会うなあ。その先輩、めちゃくちゃ近くに住んでいることが判明。「こんな近いなら、また遊びましょ!」と言った後に、「まあ、コロナとか…アレですけど…」とごにょごにょ付け加えた。


感染を広げたくはないし、病床不足や医療現場の逼迫、重症化のリスクなどなどの現実は分かってはいるつもりだけど、あたしの人生の貴重な一瞬間をコロナなんかのせいで無駄にされたくねーし(誰の時間も、何者にも邪魔されるべきではない)っていう気持ちとか、外山恒一さんじゃないけど、おとなしく自粛しちまうのか、政府の、「世間の空気」の言いなりか?!(補償もないのに!)みたいな気持ちもあったりして、そのへんのバランス感って人によって違うから、とりあえず相手の出方をおそるおそる伺う、みたいなことを繰り返している。


話を戻して、それから…打った直後から数時間は、なんにも変化はなかった。腕の痛みすらなかった。それが逆に、嵐の前の静けさか…?と思えて怖かった(ビビりすぎか)。その旨をツイートしたら、「12時間経過してからが勝負」「私は18時間後でした」と返信が来た。なるほど、半日くらいなのね。情報くれるのありがたいし、心配してくれるのも嬉しいな、なんて思った。そういえば、小学校を風邪なんかで休んだら、治って登校した時やたらちやほやされる現象あったな、とか思い出した。


寝て起きたら、なんだか寒気がする。と思ったら、歯がガタガタ鳴り出した。こ、これはっ!ついに来た来た、これが副反応!!「進研ゼミでやったやつだ!」の状態だった。接種から約15時間後のことだった。熱を測ると(ちょっとワクワクしながら)、37.6℃。何年ぶりの発熱だろう!ああ、この関節痛、少し目の奥にツンとくる感覚、なつかしい!なんて呑気に思ったりしつつ、普段から愛用している解熱鎮痛剤のイブを飲んだ。ちなみに枕元に常に置いてある。生理痛で起き上がれなくても薬が飲めるようにね。


薬を飲むとスッと熱も寒気も引き、今に至る。一応安静にしていようということで、布団に寝転がりながら日記を書いている。…といっても、普段からダラダラ、ゴロゴロしているのだが。しかし今日のゴロゴロは大義名分を得たゴロゴロなので、いつものゴロゴロよりもいっそう身が入る(?)。


今は接種から約18時間後、体温は37.1℃。平熱よりは少し高いが、体感ほぼいつも通りだ。


今から、何しようかな。「ザ・シンプソンズ」の続きを観ようかな。YouTubeでキヨとフジのマリオメーカー2の実況動画観ようかな。それとも積み本を消化しようかな。「罪と罰」が全然読み終わらないんだよな。最近読み始めたのは、トニ・モリスン『青い眼がほしい』、宇野重規『保守主義とは何か』、村田沙耶香『生命式』。気が向いたら感想文とか書きたいけど、どうかなあ。その前に読み終わらないとね。

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